【2019/12/15】京都府防災気象講演会(その3)〜「京(今日)の空~報道からみた防災気象情報~」〜
目次
- 講演会に行くっ!
- 地震・津波から命を守る~関西を襲う巨大地震にどう備えるか~
- 京(今日)の空~報道からみた防災気象情報~(このページ)
3.京(今日)の空~報道からみた防災気象情報~
14時55分頃から第2部が始まりました。
こちらは、天気全般の説明と避難等の注意事項でした。
こちらもとてもわかりやすかったです。
簡単にまとめると、以下の通りです(説明の順番から変えています)。
1.天気全般
・晴れ
- 快晴…雲が0〜1割
- 晴れ…雲が2〜8割
- 曇り…雲が9〜10割
・雨
- 一時雨…1/4未満が雨
- 時々雨…1/4以上1/2未満が雨
- 降水確率が30%以上で折りたたみ傘が必要
・下り坂になる雲
- 飛行機雲が広がる
- 日暈
- うろこ雲
2.各季節の気候
・梅雨
- 梅雨前線+台風や線状降水帯のときは雨が激しい。
- 目安として、京都の北200kmに前線がある時に雨が降る。
- 年々非常に激しい雨の回数が増えている。
・台風
- 予報円に台風の中心が入る可能性は70%
- 台風の強さは最大風速で決まる
- 台風の大きさは強風域の距離で決まる
- 進行方向右側で風が強い
- 左側は吹き返しの風が吹く
- 大雨をもたらすことも
- 海面水温が27度以上で発生
- エルニーニョの影響?
- 1〜2時間前にならないと予測できない
- 天気予報では晴れでも、所々で激しい雷雨の可能性も
・雪
・冬の時雨
- 西高東低の冬型の気圧配置の時に発生
- 北山時雨といわれる。
3.注意事項
・大雨
- 警戒レベル5(特別警報)で災害が発生するので、警戒レベル4までに全員避難すること!
- 警報等は気象庁HP等で確認すること
・避難
- 水平避難…避難所等に逃げることだが、道路の水が膝より高ければ危険
- 垂直避難…高いところに逃げることで、がけから離れた部屋の2階以上、がけの高さの2倍以上の距離のところに避難
- 危険性や避難所等はハザードマップで確認
・熱中症
- 暑さ指数…気温1割、照り返しの熱2割、湿度7割なので、日傘を差すと汗の量が17%減
- 寝る前に1杯の水を飲むといい
4.今年の京都の天気の傾向
・秋
- 10月は気温が高かった
- 11月には気温が下がり紅葉は例年並みに
- 雲海も見える
・冬
- 今年は暖冬傾向、雪は少なめ
5.100年後の京都の気候
- 降水量が極端化
講演会に行って、天気についてさらに興味を持つことができました。