【2020/06/28】愛西市のラウンドアバウト
みなさま、ご無沙汰しております。
新型コロナウイルスの関係で外出は自粛しておりましたが、緊急事態宣言が解除されたことにともない、ドライブ🚗をしてきました。
なお、極力感染リスクが少なくなるように配慮して外出しています。
私は円形に走る交差点、ラウンドアバウトが好きで、以前も長野旅行の帰りに立ち寄りました。
(【2019/08/12】高原の星空列車に乗りに(その3)〜安曇野のラウンドアバウト〜)
今回は、愛知県愛西市にラウンドアバウトができていたようなので、ドライブがてら出かけてきました。
ここは、県道どうしの4枝交差点で、平成30年に出合い頭の事故を防ぐことを目的として設置されました。
この交差点の詳細は、愛知県HPをご覧下さい。
車の台数も少なく、スムーズに走行していました。
また、交差点を出る際のウインカーを使う人はほとんどおらず、ルールの周知が課題となっています。
現地の交差点を見て、工夫してあるところを2点見つけました。
一つ目は、交差点形状です。
ラウンドアバウトは環状(円形)なので、交差点の外周(歩道含む)も円形になります。
そのため、道路用地が円形になり用地買収後の民地(個人の所有地)は円弧が切り取られた形状になり、民地の土地利用がしにくくなります。
また、工事する際も二次製品の擁壁や側溝ではびったり境界に合わせての施工が出来ません。
このため、歩道外側を直線形状(交差点全体で八角形)にすることで、民地のムダな土地を少なくすることができまたより施工性のいい二次製品で施工できるようになっていました。
二つ目は、最小限の設備にし、工事費や維持管理費を少なくしている点です。
・分離島
2箇所のみにし、残りは普通の横断歩道に。
・中央島、分離島
コンクリートを打設して維持管理を不要に。
・中央島の表示板
他交差点では各流入口に小型のが4つある場合がありますが、ここでは大型にして表示板を各2つに減らし、点滅はおそらく各表示板で連動はさせない運用に。
地域によって、同じ形状の交差点でも少しずつ違いがあって面白いですね❗️
今後もいろいろなラウンドアバウトを見に出かけたいです。