【2022/05/01】雪の大谷を訪ねて(その4)〜立山カルデラ〜
目次
4.立山カルデラ
立山で昼ご飯を食べます。
室堂平と玉殿溶岩カレーでした。
中辛のカレーで、温泉卵?もよく合ってて、おいしかったです。
追加で白えびのコロッケも食べ、お腹いっぱいになりました。
続いて、立山砂防軌道の線路を見に行きます。
これは、立山での砂防工のための専用軌道(トロッコ)となっており、連続18段、全部で42段(いずれも世界一の数)のスイッチバックがあります。
工事専用の軌道ですので、通常一般の人は利用できませんが、見学会(事前申し込み、抽選あり)の際には一般の人でもトロッコに乗ることができます、
砂防目的のため、国土交通省北陸地方整備局の管理のもとで利用されています。
雨が降っており、車両を見たらすぐに退散しました…
常願寺川を見ます。
雨雲で山の上のほうは見えません。
もともと晴れてたら称名滝を見に行く予定でしたが、今日は雨で見えないことが分かり、立山カルデラ砂防博物館に行きました。
ここでは、2時間ほど滞在し、立山カルデラの自然、災害、砂防について学ぶことができました。
特に、安政5年の災害が印象的でした。
2月26日に飛越地方で地震が発生、立山カルデラが崩れ、土砂が常願寺川をせき止めました。
3月10日と4月26日に土石流が発生し、富山平野にまで被害が生じた(2回目の土石流だけで140人死亡)とのことでした。
(詳細は、国土交通省北陸地方整備局立山砂防事務所のHP「安政の大災害」をご覧ください)
このため、明治に入ってから、常願寺川の改修や砂防堰堤の整備などを進めているとのことでした。
※内部の写真は撮っていいかわからなかったので、撮っていません。
なお、アンケートに回答して、SABOカードをいただきました。
このあと、ケーブルカー、立山高原バスを乗り継いで、弥陀ヶ原に向かいます。
続きます。